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アスリー道- 明日をリードする選手たち -永野 明

Vol.30-TE-DEマラソン ピースラン2年目-[2010.08.31]


永野です。
毎年恒例の「広島~長崎ピースラン」を8月6日から8月9日まで行なってきました。

昨年のテーマは「祈り」、今年のテーマは「襷(たすき)×絆(きずな)」です。
このテーマは今後のメインテーマになりそうです。

今回のテーマがなぜ「襷と絆」なのかというと昨年と少し違う形式のピースランになっているからです。

昨年のピースランは、それまで「TE-DEマラソン」で行なってきたように、僕がメインで全行程を走る形でしたが、今回は1台のハンドサイクルと1台の自転車を各選手がバトン代わりにしての「リレー形式」です。

今回、このリレー形式により走ることで、僕のハンドサイクルを使って、僕以外の障害者も走ることが出来るようになりました。

このピースランで一番大事なのは想いですから、障害があっても無くても参加出来るようにしたいと、この形式をとりました。
結果、身障者友人2名が17km(佐賀県 鳥栖駅~神埼駅間)を走ってくれて、まだまだ短いTE-DEマラソンの歴史に新たな1ページを刻んでくれました。
これは本当に感謝です。

リレー形式というのは今までやったことが無かったので分からなかったんですが、自分だけ走るというのではなく、常に自分以外のランナーの状態を気にしながら伴走して、良いタイミングで交代していく、という難しさを知りました。
また、交代のタイミングについては自己申告で、何キロで交代してもかまわず、無理しないで全員の想いが長崎まで安全に届くようにしようと、みんなで考えました。1台のハンドサイクルと1台の自転車を自由な距離で交代する形式・・・「TE-DEマラソン形式」とでも名づけましょうか(笑)。

今回、僕は約20~25kmの道のりを走り、そのほかの道のりを他のメンバーが走りました。難関場所は福岡県の「冷水峠」。障害者プロレスを含め、いつも僕の活動に同行してくれるメインスタッフの畠中君がここに当たってしまいました。まあ当たったというか、男を見せた、ということに近いと思います。
この峠は狭い・曲がりくねる・急勾配と、とにかく厳しい峠でした。
峠を越してきた表情を見たら、「辛さ」「怒り」「達成感」「その他の思い」が複雑に混ざり合っていました。今回のピースランでベストの表情だと僕は思います。写真が無いのが残念です。

今回は8名で走りましたが、来年は10~20名と増えてもらえればと思います。
これで全10回のうちの2回が終わりました。まだ20%です。これからこの活動にもっともっと付加価値をつけて、スポーツでも障害者でも「平和」が素晴らしいことであるということを訴えられるのだ、ということを証明したいと思います。

応援ありがとうございました。

【Ⅴログ】 V-AKIRAの今より < もぉ~っと!

http://ameblo.jp/v-akira/


プロフィール

永野 明

永野 明/NAGANO Akira
1975年06月26日生まれ  福岡県出身

障害者である事をほとんど意識せず福岡で過ごし、就職のため19才で上京。
書籍「無敵のハンディキャップ」(北島行徳著)と出会い、1997年に障害者プロレス団体「ドッグレッグス」入団。 本格的なスポーツとはじめて遭遇する。 約4年の選手活動を経て、2000年1月に九州・福岡を拠点とした障害者プロレス団体「FORCE」を設立。代表を務めながら、両団体で選手としても活躍する。
2008年、ハンドサイクルで東京-福岡間1,200㌔を走破する「TE-DEマラソン」に挑戦。走行の模様はSTANDモバチュウでインターネットライブ中継し、全国に発信した。


バックナンバー

[2010.08.31] NEW!Vol.30-TE-DEマラソン ピースラン2年目-
[2010.07.28] Vol.29-新しい出会いを求めて-
[2010.06.08] Vol.28-旅かチャレンジか?-
[2010.04.12] Vol.27-永野の今年のメインイベント-
[2010.03.09] Vol.26-オリンピック國保選手報道に一言物申す!!-
[2010.02.08] Vol.25-ハンドサイクル体験会-
[2010.01.08] Vol.24 -お隣さんとのお話-
[2009.12.10] Vol.23 -スポーツの秋から学んだ事-
[2009.11.11] Vol.22 -「QOLならぬQOS?」-
[2009.10.15] Vol.21 -「若き血潮」-
[2009.09.15] Vol.20 -「ピースラン」-
[2009.08.05] 特別号 -TE-DEマラソンピースラン-
[2009.08.05] Vol.19 -龍舟-
[2009.07.06] Vol.18 -一周-
[2009.05.22] Vol.17 -緊張感と恐怖そして解放-
[2009.04.14] Vol.16 -22年間のロードワーク-
[2009.03.09] Vol.15 -選手であり友であり弟であったあいつへ-
[2009.02.02] Vol.14 -100日目の再会-
[2009.01.07] Vol.13 -現世代から次世代へ-
[2008.12.05] Vol.12 -「勝ちたい気持ち」と「負けない気持ち」-
[2008.11.06] Vol.11 -TE-DE(手で)つかんだもの-
[2008.10.06] Vol.10 -改めて思うこと-
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[2008.02.04] Vol.2 -心眼蹴球-
[2008.01.07] Vol.1 永野流 アスリートの条件

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